Media & Entertainment

オートデスク、アビッドテクノロジーと
同社の子会社であるソフトイマージの買収について合意

~ オートデスクのゲーム戦略を加速。
デジタル エンターテインメント、ビジュアル コミュニケーション製品を補完し、
アーティストに製品選択の自由を拡大 ~

【米国カリフォルニア州サンラファエル:2008年10月23日(現地時間)発】
米国オートデスク(本社:米カリフォルニア州サンラファエル、社長兼CEO:カール バス、以下、オートデスク)と米国アビッドテクノロジー(本社:米マサチューセッツ州チュークスベリ、会長兼CEO:ゲイリー・グリーンフィールド、以下、アビッド)は、オートデスクが、アビッドのソフトイマージ事業のすべての資産を、
約3500万ドルで実質的に買収するという最終的な契約を結んだと発表しました。

ダニエル・ラングロワが1986年に創業したソフトイマージは、カナダのモントリオールに本社を置き、映画、テレビ、ゲーム市場向け 3D 技術を開発しています。その主力製品である SOFTIMAGE|XSI は、Digital Domain 、Ubisoft 、セガ、カプコン、Animal Logic 、The Mill などのエンターテインメント業界大手各社にも採用された実績を持つ拡張性のある 3D アニメーション ソフトウェア ソリューションです。オートデスクのメディア&エンターテインメントは、エンターテインメントやデザイン業界などの 3D 市場にアニメーション、ビジュアルエフェクト、ビデオ編集/フィニッシング、カラーグレーディング ソリューションを提供しています。

ソフトイマージ製品の統合
買収完了後、オートデスクは、ソフトイマージの中核製品ラインの開発と販売を継続する一方、ソフトイマージ技術の一部をオートデスクのソリューションや製品の新バージョンに取り込んでいく考えです。オートデスクは、次のソフトイマージ製品を買収して、その開発を続けていく計画です。

  • SOFTIMAGE|XSI: XSI Essentials、XSI Advanced、XSI Academic、XSI Mod Tool、XSI ソフトウェア開発キットなどがあります。XSIは、ゲーム、映画、テレビ番組の制作現場で実績のある 3D アニメーションソフトウェアです。完全な 3D モデリング、アニメーション、レンダリング、ビジュアルエフェクト開発環境ならびにカスタムツールを提供します。
  • SOFTIMAGE|FACE ROBOT:顔の 3D 映像のリギングとアニメーション作成が簡単にできる完全なソフトウェアソリューション。FACE ROBOT を使えば、まるで生きているような顔のアニメーションを驚くべきスピードで作成することができます。
  • SOFTIMAGE|CAT:この高度なキャラクター アニメーション システムは、Autodesk 3ds Max用のプラグインの一つです。今後は3ds Max 製品ラインに統合していく予定です。
  • SOFTIMAGE|CROSSWALK: この相互運用性ソリューションも、オートデスクが独自に開発した相互運用性技術に統合していく予定です。

■ 米国オートデスク メディア&エンターテイメント シニアバイスプレジデント、マーク・プチのコメント
「ソフトイマージは20年以上にわたって最先端の 3D 技術を開発してきました。その傑出した製品はエンターテインメント業界でも広く認められています。この買収が完了すると、ソフトイマージの技術と製品がオートデスクの製品ポートフォリオに加わることになります。また、この業界で最も豊かな才能を持つチームのひとつをオートデスクのメディア&エンターテインメントに迎えられることをうれしく思います。これにより、ゲーム、映画、テレビ番組制作用の次世代リアルタイム 、インタラクティブ 、3D オーサリングツールの構築を推進している当社のゲームテクノロジーグループの事業が加速するでしょう。」

「当社が2006年のエイリアス(Alias)買収以来ずっと実証してきたように、3D ツールに関しては、お客様が自由に選択できるようにしてきました。当社は、ソフトイマージ製品ラインを維持、拡大するとともに、Autodesk FBXを使って、ソフトイマージ製品、3ds Max ならびにAutodesk Maya の相互運用性を改良していく計画です。FBX はこのほか、Autodesk Mudbox 、Autodesk MotionBuilder 、Autodesk ImageModeler 、Autodesk Stitcher などの当社の専用アプリケーションに加えて、多数のサードパーティーアプリケーションとソフトイマージ製品との相互運用性も実現します。」

「オートデスクでは、3D のテクノロジーを大変重視しています。お客様が愛着をもって利用されている3D 製品の習得に多大な時間と労力を費やしていることを、私たちはよく知っています。その現場で働く 3D アーティストの皆様には、毎日のように使われているクリエイティブツールに対するお客様の愛着を理解しているオートデスクだからこそ、使用する製品を自由に選んでいただけるのです、と申し上げたいと思います。」

■ アビッドテクノロジーの会長兼 CEOゲイリー・グリーンフィールドのコメント
「ソフトイマージのお客様にとって、この変化がどのようなものになるかを考えるとわくわくします。ソフトイマージの 3D 製品はゲーム市場とともに成長してきましたが、その分野ではオートデスクも大きく成功しています。オートデスクはそのゲームビジネスにさらに大きなプラットフォームを提供することになるでしょう。」

ソフトイマージについて
ソフトイマージはアビッドテクノロジーの事業のひとつとして、ゲーム、映画、テレビ番組制作のプロによるクリエイティブな映像の実現を可能にする顧客中心のソリューションに使われる最先端の 3D 技術を開発してきました。受賞に輝く長編映画、テレビ番組の制作、ベストセラーのビデオゲームソフトの多くがソフトイマージのソフトウェアを使って制作されました。その主力製品である SOFTIMAGE|XSI は、最新型アーキテクチャで構築された拡張性のある 3D アニメーション ソフトウェア ソリューションであり、Digital Domian 、Ubisoft 、セガ、カプコン、Animal Logic 、The Mill などのメディア・エンタテインメント大手にも採用された実績があります。それ以外のソフトウェアには、まるで生きているような顔のアニメーションを作成できるソフトウェアのSOFTIMAGE|FACE ROBOT 、完全なキャラクター アニメーション プラグインのSOFTIMAGE|CAT 、ならびにアーティスト向けデジタルアセット マネジメント ソリューションのSOFTIMAGE Alienbrain などがあります。詳細は、www.softimage.com

アビッドテクノロジーについて
アビッドは、映画、ビデオ、オーディオ、3D アニメーション、ゲーム制作、放送のプロのほか、家庭用AV機器愛好家にも愛用されているツールの世界的な大手企業です。アビッドのプロ用またはコンスーマ用ブランドには、アビッド(Avid)、デジデザイン(Digidesign)、M オーディオ(M-Audio)、ピナクルシステムズ(Pinnacle Systems)、シベリウス(Sibelius)、ソフトイマージ(Softimage)、サンダンスデジタル(Sundance Digital)などがあります。人気のある時間帯に放送されるテレビ番組、長編映画、コマーシャル、チャート上位のヒット曲の多くは、その制作作業にアビッド製品が使われています。経験豊富なプロも初心者の学生も、アビッドの製品とサービスを使えば、作業効率、生産性、創造性の向上が実現します。アビッドは、映画編集用システムAvid Film Composer の構想、デザイン、設計が認められて、1998年度アカデミー賞の科学技術賞を受賞しました。

【関連リンク】
www.autodesk.com/softimage