2011年

オートデスク、Autodesk Cloud を発表
時間と場所を選ばないデザイン環境を実現

~クラウドがパワフルな設計の最適化/ビジュアライゼーション/
コラボレーション環境を実現~

オートデスク株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鬼澤 盛夫)は本日、クラウドを通じてパワフルなコンピューティング環境を提供する、Autodesk Cloud (オートデスク クラウド)を発表しました。Autodesk Cloud は 12 以上のウェブ ベースの製品/サービスで構成され、モビリティへの対応、ファイルの閲覧/共有の新機能、高い処理能力を提供することで、設計者やデザイナーのデスクトップ環境の可能性がさらに広がり、より優れたデザイン、ビジュアライズ、シミュレーションを実現できます。Autodesk Cloud の日本語版は、2011 年 10 月 26 日から提供を開始する予定です。

Autodesk Cloud はオートデスク製品のユーザ向けに提供されます。また、一部の製品/サービスに関しては、オートデスク製品の保守契約であるAutodesk Subscription (オートデスク サブスクリプション) を契約中のユーザに対する特典として提供されます。具体的には、クラウドによる高性能なレンダリング/設計最適化機能と、強化されたコラボレーション機能が利用可能になり、さらにソフトウェアのライセンスごとに 3GB のオンライン ストレージ容量を利用でき、設計やエンジニアリングに関するドキュメントに時間と場所を問わずアクセスできるようになります。

オートデスク株式会社代表取締役社長の鬼澤は次のように述べています。「オートデスクは 10 年以上にわたり、クラウドを推進し、クラウド上でのデザイン ソリューションの機能拡張に努め、より効率的な業務遂行をサポートしてきました。Autodesk Cloud は、ユーザが直面するデザインやエンジニアリングでの困難な課題の解決を引き続きサポートする当社の強い姿勢を表すものです」

オートデスクは、ドキュメントやデータの管理機能を備えた SaaS 型サービスである Autodesk Buzzsaw (オートデスク バズソー) の提供を開始した 10 年以上前から、デザイン業界でクラウド ベース アプリケーションの先駆者として業界をけん引してきました。そして今回、Autodesk Cloud の一部として、12 以上のサービス/製品を提供開始します。Autodesk Cloud により、オートデスク製品ユーザは場所を問わず、クラウド経由で業務に必要なデータにアクセスし、それを保存でき、ウェブ ブラウザやモバイル機器でこれらのデータを閲覧できます。また、オートデスク製品を持たないユーザを含めた関係者間でデータを共有できるなど、強力な業務基盤を実現します。

  • Autodesk Cloud Documents: ウェブ ブラウザを通じてオンライン上でドキュメントの閲覧/共有/保存が可能になります
  • AutoCAD WS: ウェブ ブラウザやモバイル機器を通じて CAD の標準的なファイル形式であるDWG®ファイルを閲覧/編集/共有できます、
  • Autodesk Design Review(オートデスク デザイン レビュー): CAD ソフトウェアを使用せずに 2D 図面/3D モデルの表示や変更履歴の管理が可能になります

これらの製品/サービスを使用することで、ユーザは効率的に業務を推進し、場所を問わず、ほぼすべての関係者の間で図面の閲覧/編集/共有が可能になります。なお、モバイル機器向けの AutoCAD WS は、iOS 用が Apple App Store から、Android 用が Google Android Market から、同じく、Autodesk Design Review は iOS 用のみ Apple App Store からそれぞれダウンロード可能です。

また、設計者、エンジニア、デジタル クリエーターなどの Autodesk Subscription ユーザを対象にしたクラウド サービスでは、従来、高価なハイエンドのスーパーコンピューターを利用できる一部の組織に使用が限定されていた高性能な 3D ビジュアル コミュニケーション、シミュレーション、コラボレーションなど、洗練された新機能を提供します。

Autodesk Subscription ユーザ向けサービスの詳細は以下の通りです。

  • Autodesk Cloud rendering (オートデスク クラウド レンダリング)
    Autodesk Design Suite、または Autodesk Building Design Suite の Premium/Ultimate エディションの Autodesk Subscription ユーザは、ウェブ ベースの強化されたレンダリング機能を利用できます。強化された機能により、ユーザはデザインのビジュアライズ、これまでよりも多くのレンダリングの作成、ハードウェアへの投資削減が可能です。

  • Autodesk Inventor optimization (オートデスク インベンター オプティマイゼーション)
    Subscription ユーザ。Autodesk Product Design Suite の Premium/Ultimate エディションの Autodesk Subscription ユーザは、Autodesk Inventor にアドインして使用できるクラウド ベースの構造解析ツールを利用できます。このツールにより、PC に余分な負荷をかけずに複数の設計案をすばやく検証し、最適な設計を導き出すことができるので、過剰な材料やエネルギーを排出することなく、より早く、より低コストで、より高品質な製品を市場投入できます。

  • Autodesk Revit Conceptual Energy Analysis (オートデスク レビット コンセプチュアル エナジー アナリシス)
    Autodesk Revit Architecture、または Autodesk Revit MEP、およびこの 2 製品が含まれる Suite 製品の Autodesk Subscription を契約しているユーザは、Revit から直接クラウド ベースの建物全体のエネルギー解析機能を利用できます。このツールにより、ユーザは設計初期段階における建物のエネルギー消費量やライフサイクルコストを素早く知り、建物環境性能を検討することができます。

  • Autodesk Green Building Studio (オートデスク グリーン ビルディング スタジオ)
    Autodesk Building Design Suite やその他の一部製品の Autodesk Subscription ユーザは、設計者、建築家、エンジニア、建築物のエネルギー解析担当者など向けのウェブ ベースの建物全体のエネルギー解析機能を利用できます。このサービスにより、設計初期段階で、より迅速かつ正確に建物のエネルギー解析を行うことができるとともに、複数の設計案を比較検討することで、カーボン ニュートラルに向けた取り組みをサポートします。

  • Autodesk Buzzsaw (オートデスク バズソー)
    Autodesk Vault Collaboration AEC (オートデスク ボールト コラボレーション エーイーシー) の Autodesk Subscription ユーザは、クラウド ベースのドキュメント/データ/設計管理ソリューションをウェブ ブラウザやモバイル機器を通じて利用できます。これにより、ユーザはプロジェクト情報を一元管理し、かつ安全にプロジェクトチームと共有することができ、加えて関係者間のコラボレーションを強化できます。

オートデスクは、Amazon 社や Citrix 社など複数のパートナーと協力し、顧客ニーズに応えるために拡張性の高いクラウド コンピューティング インフラストラクチャを提供しています。オートデスクは Amazon Web Service と、3D で部屋の間取りやデザインを作成できる Autodesk Homestyler や、建築関連の建材/図面/各種仕様などを閲覧/ダウンロードできる Autodesk Seek など、需要の高い、拡張性のあるアプリケーションの安全運用で 3 年以上にわたり協力しています (Autodesk Homestyler と Autodesk Seek は英語版のみの提供です)。 Amazon Web Service は、世界規模でコンピューティング能力を柔軟に拡張できる Amazon Elastic Compute Cloud ( EC2 ) に加え、弾力性に富んだストレージ機能を持つ Amazon Simple Storage Service (S3)/Elastic Block Store(EBS)、そしてユーザにアプリケーション/コンテンツをより効率的に配信するための機能をオートデスクに提供しています。またオートデスクは、Citrix 社と協力し、ユーザにオートデスクのアプリケーションをさらに効率的に利用できる環境を提供しています。Citrix XenApp を通じてエンド ユーザにソリューションを提供することで、ワークステーションにかかるコストを削減する一方、ユーザがソフトウェアに求めるパフォーマンスを実現しています。

Amazon Web Service でビジネス デベロップメント部門のディレクターを務めるテリー・ワイズ氏 (Terry Wise) は次のように述べています。「当社とオートデスクの協業は、革新的で先進的なソフトウェア企業が Amazon Web Service の能力を活用し、顧客により大きな価値を提供できることを証明しています。当社としても、デザイン/エンジニアリング市場の限界を広げ、安全性が高く、オンデマンドで成長に合わせた投資を可能にするクラウド サービスを提供できることを嬉しく思います」

オートデスクは、このたびの新しい Autodesk Cloud サービスに加え、ユーザの競争優位性を最大化するために、Autodesk Subscription を通じて最新版のソフトウェア、オンライン技術サポート、柔軟なライセンス特典などを引き続き提供します。Autodesk Subscription ユーザは、オートデスクのデスクトップ アプリケーションや専用のウェブ ページを通じて、新しいクラウド サービスを利用できます。

以上


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Email: autodesk@golinharris.com
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