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Briggs Automotive Company 社

兄弟が共通のゴールを達成した
スーパーカー:無上の高揚感

 

幼い頃からモータースポーツの大ファンだったイアン・ブリッグス、ニール・ブリッグスの両氏が、公道仕様のスーパーカー Mono を製造しています。Mono は、最大限にスリリングなドライビング エクスペリエンスの提供だけを、ひたすら目指して設計されました。
ドライバーそれぞれに違いがあるので、車とドライバーが一体となってハイウェイを疾走できるよう、すべての Mono で正確なフィッティングと調整が行われます。人間とマシンがユニークに融合する Mono に、カスタムカー製造の未来を垣間見ることができます。

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2人が思い描く
ドリームカー

リバプールで育ったイアンとニールの最初の記憶。それはファミリーバンでイギリスを横断し、カーレース イベントに参加して、夜になると Ferrari 308 のポスターの下でまどろんだ思い出です。「アクセルの音を聞くとき、排気管が火を噴くのを見るとき、フラット シフトの音を聞くとき、いつも鳥肌が立ちます」と、イアン。

過去 20 年間にわたり、イアンはポルシェやメルセデスで車の設計に携わり、ニールはベントレーやフォードでエンジニアリング マネージャーとして働いてきました。この 2 人はアマチュア レーサーでもあります。

その 2 人がブレインストーミングを始めたのは 2000 年代初頭でした。製造の物流や金銭的な制約を考えず、従来の自動車設計に縛られなかったら、どんな車が作れるだろうと考えたのです。彼らの思い描く夢の車とは、究極の運転性能と悦びを提供する、まったく妥協のない車でした。やがて Mono の大まかなコンセプトが形になり始め、2009 年に Briggs Automotive Company(BAC)社が誕生しました。

車とドライバーが
一体化する乗り物

ブリッグス兄弟は、ドライビング エクスペリエンスを損なう余計な要素をすべて排除して、心から運転を楽しめる車を作りたいと考えました。Mono は、どんな市販車やレースカーより操縦性に優れています。ドライバーへ、まるで手袋のようにフィットするため、路面を感じ取り、それに反応することができます。

イアンとニールは、あらゆる角度から完璧な重量バランスを実現するために、数多くの独創的で意外な機能を備えた Mono を生み出しました。

 

BAC 社のデザイン ディレクターであるイアン・ブリッグス氏は、Mono の外観を未来的なデザインにすることで人間とマシンの融合を表現。背の部分が隆起した、ストーム・トルーパーのような美しい流線形のボディです。「何にも似ていない、唯一無二のデザインにしたいと思いました」と、イアン。「Mono はまったくの白紙からデザインした、新しい製品ですからね。こんな製品は過去には存在しません。だから過去を思い起こさせるものではなく、未来から来たように見えなければならなかったのです」

 

設計要素
としてのドライバー

BAC 社の設計チームは、ドライバー個々の寸法に合わせて Mono を作ります。ドライバーは車のデザインの一部であり、製造にも積極的に参加します。設計チームはブリッグス兄弟がテストと微調整を行った一連の仕様書を核として作業を開始し、ドライバーの正確な寸法を車の設計に組み込みます。さらにドライバーが選択した特別装備や塗装の色も組み込まれます。その工程のあらゆる段階で、ドライバーはビジュアライゼーションおよびシミュレーション ソフトウェアにより変更を 3 次元で体験して、承認することが可能です。

 

エンジニアリング
で実現する
最高のドライビング
エクスペリエンス

BAC 社の製品開発ディレクターである ニール・ブリッグス氏は Mono のエンジニアリングの課題へ、複雑なパズルを解くように取り組みました。そしてダウンフォースと軽量素材、シャーシ エンジニアリング、空気力学を組み合わせてドラッグを最小化することで、性能を大幅にアップさせています。

 

カーレースの物理学

レースカーの設計には、物理学、特に空気力学が基礎的な役割を果たします。チャンピオンシップを獲得するようなレーシング チームは、空気力学の研究に毎年数百万ドルを費やしています。以下はカー レースにおいて鍵となる物理原則の一部です。

 

ダウンフォース

高速走行による揚力が車の操縦性に影響を及ぼしますが、ダウンフォースがタイヤを地面に密着させます。フェンダーやフィン、スポイラーは、その上を流れる空気の速度と距離に変化を生じさせることによってダウンフォースを増加させ、操縦性を向上させます。

 

ドラッグ

ドラッグ(空気抵抗)は、高速では速度の 2 乗に比例します。車体からドライバーのヘルメットまでレースカーのすべてのサーフェスは、車のボディを通過する乱気流(荒れた空気)の方向を変えることで気流を速やかに動かし、ドラッグを低減するよう設計されています。これにより、さらなる高速走行が可能になります。

 

エンジン出力

強力なエンジンにより速度は向上しますが、重量も大幅に増加するため速度が落ちる可能性があります。適切な出力を持つ軽量な車は、高出力の重たい車を上回る性能を発揮します。

 
BAC MONO の仕様
 
エンジン出力
2.5 リッター、4 気筒
 
RPM
8,000
 
出力
305 馬力
 
重量
590 kg
 
0–60 mph 加速
2.8 秒
 
最高速度
時速 274 km
 

自動車設計の
未来

さまざまな業界でトレンドとなっているパーソナライズが、ついに自動車製造でも実行可能な選択肢となりました。ニール・ブリッグス氏は、靴の場合は 5 つか 6 つの のデザイン要素を変更するだけなので簡単にカスタマイズできると指摘し、「車の場合は、さまざまな内装品や外装部品のほかに、出力やブレーキの機能向上など、多種多様なものがカスタマイズの対象になります」と述べています。また BAC 社は、アクセル ペダルやブレーキ ペダルまでの距離を特注で合わせるといった、相互接続する機能の複雑なパーソナライズも行っています。BAC 社のデザイナーと設計者はアジャイル テクノロジーを活用することによって、すべての車で Mono のデザインを向上させています。他の自動車メーカーがよりアジャイルなアプローチを採用するようになるにつれ、業界標準の毎年公表されるビジネス モデルも、ゆくゆくは継続的かつ順調に改良されていくでしょう。自動車メーカーは、その時々で自分たちに製造できる最先端の車を提供できるようになるはずです。カスタマイズしたカー デザインにさまざまな機能を組み込むことを可能にするテクノロジーにより、カスタマイズ カーがますます増えることが予測されます。さらには慣習にとらわれない大胆なカー デザイナーが増えて、独自の「妥協のない」デザイン目標を掲げるかもしれません。