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2018 年 4 月 12 日

パリ・エッフェル塔周辺を再創造する BIM プロジェクトでオートデスクがパリ市に技術協力

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米オートデスク インクは、フランス・パリ市が本年 2 月 16 日から実施しているエッフェル塔周辺の再開発デザイン・コンペティションを、BIM(Building Information Modelling)環境で行えるように技術協力することでこのほど合意しました。このコンペは本年 4 月下旬に複数の最終選考対象デザイン案が選ばれ、2019 年に最終デザインが決定、2023 年に再開発が完了する予定です。デザイン案は BIM 採用が必須になっています。オートデスクは本年 2 月から 3 月にエッフェル塔周辺地域の現況を 3D モデルにして完成させており、このモデルを応募者や審査員が設計段階からプロジェクト完了まで利用できるように整備していきます。

  • Inventor の共有ビューを使って、
    オンラインでデータを共有している様子

  • Vault のデータを「Fusion Team」を
    介して同期している様子

  • PowerMill で Vortex 加工を
    している様子

オートデスクが作成した
エッフェル塔周辺の 3D モデルの例

このデザイン・コンペは「The Eiffel Tower Site:discover – approach – visit」という名称で、オリンピック・パラリンピックが 2024 年にパリ市で開催されるのを機に、エッフェル塔とトロカデロガーデン庭園、シャン・ド・マルス、遊歩道などを一体化して、他の市内地域とも人や車、情報が円滑に行き来できるように計画されたものです。パリ市は現在、観光事業の促進に加えて 2024 年のオリンピック・パラリンピック開催に向けたアクセスの問題解消を目指して、障害耐性が高く、人やモノを受け入れやすく、環境に配慮した都市作りを進めています。特にエッフェル塔周辺は年間 3000 万人が訪れ、700 万人がこの塔に登る世界的にも象徴的なランドマークになっています。このデザイン・コンペで世界の建築家や建設業からアイデアを募集し、この地域を訪れる人々のニーズに応えられる環境にすることが期待されています。

今回の技術協力の一環として当社は、現在のエッフェル塔周辺のデジタル 3D モデルを作成し、4 月末に選出されるデザイン案を誰でも見られるように支援します。プロジェクトの 3D モデルを作成することにより、パリ市とプロジェクトの関係チームは、提出されたデザイン案を 3D で見ながら意図を理解、評価することができるようになりますので、設計から施工までのプロセス全体で効果的なコラボレーションが可能になります。

パリ市は現在、観光客の体験を改善するプロジェクト「Paris Pedestrian Plan(パリ市歩行者計画)」、「Paris 2022 Tourism Strategy(パリ市 2022 年観光戦略)」や、将来的に都市景観を改善するプロジェクト「Paris Climate Air Energy Plan(パリ市気候、空気、エネルギー計画)」を推進しています。今回のデザイン・コンペもこれらのプロジェクトの一環であり、BIM を採用したことで市民や観光客にも便利な街づくりになると考えています。例えば公共交通機関からエッフェル塔までの歩道で歴史や遺産を再発見する文化的な体験を提供したり、営業時間の案内ができるように検討しています。

Jean-Louis Missika パリ副市長(都市計画、構造、グラン・パリ・プロジェクトなどを担当)のコメント「これは都市の新たな作り方です。この 3D 技術を活用することで、プロジェクト管理チームの開発企画案を可視化できます。現場でも統合状況がよくわかるので、BIM によってプロジェクトを改善できます。その結果、パリ市民は様々なプロジェクトをよりよく理解し、評価することができます。」

Jean-Francois Martins パリ副市長(スポーツ、観光、オリンピック・パラリンピックなどを担当)のコメント「エッフェル塔のデザインは世界的に有名ですが、観光客の全体的な体験を把握することは困難です。オートデスクが作成したモデルでは、コンペティション入札におけるこうした基本的な側面を考慮し、候補者チームの企画案を最適な状況で判断することができます。」

米オートデスク インク AEC 戦略およびビジネス戦略&マーケティング部門 AEC 担当副社長 ニコラ・マンゴンのコメント「このレベルの大きなコンペ入札では、デジタル 3D モデルを組み込み、BIM の使用を必須条件にすることで、建築家やエンジニアが異なる設計案をすぐにシミュレーションし、視覚的に一貫性を確認できるようになるため、クリエイティブなプロセスが強化されます。BIM により、チーム内での協議が促進され、パリ市の方向性に最も合った、最適な企画が得られます。フランスでは BIM の導入が拡大しており、世界で最も象徴的なモニュメントの新たな設計に使用されることで、全世界にこのアプローチのパワーとメリットが証明されることになるでしょう。」本資料の原文(フランス語):https://www.paris.fr/actualites/un-appel-a-projets-pour-reamenager-la-tour-eiffel-5397

以上

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