AutoCAD Plus 2024 の主な機能

AutoCAD Plus 2024 ソフトウェアの最新機能をご覧ください。業種別ツールセット、新しい自動化機能、インサイトなどを利用できます。

主要な機能が表示された AutoCAD のオフィス フロアの概略図

スマート ブロック

以前の配置に基づいてブロックを自動的に配置したり、既存のブロックをすばやく検索して置換

自分のインサイト

自分のインサイトの役立つヒントや機能を利用して、プロジェクトの作業をスピーディに実行

フローティング ウィンドウ

1 つの同じ AutoCAD インスタンスで、作図ウィンドウの並列表示や複数のモニタでの表示が可能

アクティビティ インサイト

共有された DWG への最近の変更をアクティビティ ログで常に確認

図面履歴

図面の以前のバージョンと現在のバージョンを比較して、修正箇所を確認

共有

管理された図面コピーをチーム メンバーや同僚に送信すれば、受信者はどこからでも図面の表示、編集が可能

マークアップ読み込みとマークアップ アシスト

既存の図面を変更することなく、紙図面や PDF からフィードバックを自動で読み込み

いつでも、どこでも使える AutoCAD

モバイルや Web で AutoCAD を使用してブラウザで CAD 図面を作成、編集、表示

Autodesk Docs にプッシュ

CAD 図面シートを PDF にして AutoCAD から Autodesk Docs に直接プッシュ

AutoCAD Plus 2024 の新機能

チームの作業時間を短縮するインサイト機能と自動化機能をご覧ください。

AutoCAD Plus 2024 の新機能

新機能

アクティビティ インサイト

DWG ファイルで複数のユーザーが行ったアクティビティの詳細を把握して、プロジェクトのライフサイクル全体でデータへの接続を維持します。関連するファイルの変更やアクセスをアクティビティ ログでいつでも確認できます。アクティビティ インサイトによって、AutoCAD での共同ワークフローの情報のギャップをなくすことができます。(ビデオ: 1 分 38 秒)


新機能

スマート ブロック: 置換

機械学習による提案や最近使用したブロックから 1 つ以上のブロックをすばやく見つけて選択し、置き換えることができます。置換ブロックを手動で指定することもできます。(ビデオ: 1 分)


新機能

スマート ブロック: 配置

自動化機能によって、DWG ファイル内の適切なブロック配置と尺度を学習し、次のブロック挿入時に配置位置を提案します。作業に必要な手順が減り、作業時間が短縮します。(ビデオ: 48 秒)


強化

マークアップ読み込みとマークアップ アシスト

設計に関するフィードバックの送信や反映をすばやく行えます。モバイルや PDF で読み込んだ紙図面からフィードバックを読み込み、変更内容を自動的に図面に反映できます。AutoCAD Plus は機械学習を利用して、「移動」、「コピー」、「削除」などのコメントが含まれたマークアップ テキスト内の特定の指示を検出して実行します。(ビデオ: 1 分 59 秒)


強化

Web 機能

AutoCAD Plus のサブスクリプション メンバーは、Web の AutoLISP API や PDF へのバッチ印刷など、Web での AutoCAD の追加機能を利用できます。


新機能

Apple シリコンのネイティブ サポート

AutoCAD for Mac 2024 は、Apple シリコン搭載の Mac コンピュータ(M1 および M2)でネイティブに実行できるようになりました。


AutoCAD Plus 2024 のその他の機能

2D 作図、図面、注釈

文字設定

マルチテキストで作成すると、文字スタイルや段落、位置合わせなどの書式設定ができます。文字、列、境界の書式を簡単に設定できます。


寸法

寸法を自動的に作成します。選択したオブジェクトにカーソルを移動すると、実際に作成する前に、寸法のプレビューを確認できます。


式を適用したり、Microsoft Excel スプレッドシートにリンクしたり、データとシンボルをまとめたテーブルを作成したりできます。カウント機能を使用して、データをテーブルに自動的に読み込むことができます。


引出線

テキストやブロックなど、さまざまなコンテンツに引出線を作成できます。引出線の線分の書式設定やスタイルの定義も簡単です。


中心線と中心マーク

中心線や中心マークを作成、編集できます。関連付けられたオブジェクトを移動すると、中心線や中心マークも自動的に移動します。


雲マーク

図面の変更箇所に雲マークを作成し、更新内容をすばやく確認できます。


ビュー

ビューに名前を付けて保存することにより、特定のビューに簡単に戻って、すばやく参照したり、レイアウト ビューポートに適用したりできます。


レイアウト

図面シートのサイズを指定したり、タイトル ブロックを追加したり、モデルの複数のビューを表示します。


フィールド

文字内でフィールドを使用すると、フィールド値の変更に伴って自動的に更新されるテキストを表示できます。


データ リンク

Microsoft Excel スプレッドシートと図面内の表をリンクすると、データが同時に更新されるようになります。


データ書き出し

オブジェクト、ブロック、属性から、図面上の情報など、さまざまな情報を抽出します。


ダイナミック ブロック

形状、サイズ、環境設定の変更など、ブロック参照に柔軟性とインテリジェンスが追加されました。


配列

円形状または矩形状パターンでオブジェクトの作成と変更を行うことができます(パスに沿って作成と変更を行うこともできます)。


パラメトリック拘束

ジオメトリ拘束および寸法拘束を適用して、図面ジオメトリ間の関係を維持します。


パージ

簡単な選択方法とオブジェクトのプレビューを使用して、複数の不要なオブジェクトを一度に削除できます。


3D モデリングおよびビジュアライゼーション

ソリッド、サーフェス、メッシュ モデリング

ソリッド、サーフェス、メッシュ モデリング ツールを使用して、3D モデルをリアルに作成できます。


3D ナビゲーション(オービット、ViewCube、ホイール)

3D ビューおよびナビゲーション ツールを使用して 3D モデルのオービット、旋回、ウォークスルー、フライスルーを行い、設計を効果的に表示できます。


表示スタイル

表示スタイルを適用し、3D モデルのエッジ、照明、シェーディングの表示をコントロールします。


断面

断面オブジェクトを作成し、ソリッド、サーフェス、メッシュ、またはリージョンを通過する断面ビューを表示します。


レンダリング

照明やマテリアルを適用して 3D モデルをリアルに表示し、デザインを正確に伝えることができます。


クラウド レンダリング

ローカル コンピュータの処理能力やディスク容量を消費することなく、3D モデルをオンラインでレンダリングできます。


点群

3D レーザ スキャナやその他のテクノロジーによって取得した点群ファイルをアタッチし、そのファイルに基づいて設計を開始できます。


モデルからドキュメントを作成

3D モデルから、ベース ビュー、投影ビュー、横断ビュー、詳細ビューを含む 2D 図面を生成できます。


コラボレーション

外部参照比較

外部参照(Xref)を含む図面の 2 つのバージョンを比較します。


PDF ファイル

PDF ファイルをアンダーレイとして読み込み、書き出し、またはアタッチして、それらのファイルからのデータを共有、再利用できます。


DGN ファイル

DGN ファイルをアンダーレイとして読み込み、書き出し、またはアタッチして、それらのファイルからのデータを共有、再利用できます。


図面比較

現在のウィンドウを閉じることなく、図面の 2 つのバージョンを比較できます。


シート セット

複数の図面をシート セットとして表示、アクセス、管理、出力できます。


モデル参照と読み込み

Navisworks モデルを図面にアンダーレイとしてアタッチしたり、その他のアプリケーションからモデルを読み込むこともできます。


地理的位置とオンライン マップ

地理的位置情報を図面に挿入し、オンライン マップ サービスのマップを図面に表示します。


インストールとカスタマイズ

シンプルなインストーラ

簡単でカスタマイズ可能なインストールで、アプリケーション設定時間が短縮されます。


スタート タブ

新しい[スタート]タブで、ホーム画面からファイルやその他の役立つコンテンツに簡単に直接アクセスできます。


TrustedDWG テクノロジー

TrustedDWG® テクノロジーは、DWG ファイルがオートデスク以外のソフトウェアで最後に保存された場合、互換性が失われている可能性があることを知らせる警告を表示します。


CUI のカスタマイズ

ユーザー インタフェースをカスタマイズすることによって、アクセス性が向上し、使用頻度の高いタスクの作業手順の数を減らすことができます。


セキュリティで保護された読み込み

実行ファイル(実行可能ファイル)に対するセキュリティ上の制約を設けることで、悪意のある実行コードから保護します。


アクション レコーダ

アクション マクロとして再生可能なコマンドや入力値を記録できます。


システム変数モニタ

優先値一覧に照らして、現在のシステム変数を監視できます。偏差が生じた場合は通知バルーンによって警告が表示されます。


CAD 標準チェッカー

CAD 標準仕様を定義、適用することによって、画層、線種、文字、寸法の一貫性を維持します。


アプリケーション プログラミング インタフェース(API)

ActiveX、VBS、AutoLisp、Visual LISP、ObjectARX、JavaScript、.NET を使用して、図面とデータベースをコントロールできます。


Autodesk App Store

Autodesk 公認の拡張機能でソフトウェアをカスタマイズできます。


AutoCAD Plus 2024 と以前のリリース

AutoCAD Plus には柔軟なサブスクリプション モデルがあり、各リリースおよび製品アップデートで新しい機能を利用できます。AutoCAD 2016 以前の永久ライセンスをお持ちの場合は、以下の変更内容をご確認ください。

AutoCAD Plus 2024

含まれる機能

  • Web 版 AutoCAD: ソフトウェアをインストールせずに、任意のコンピュータから AutoCAD の図面を表示、作成、編集できます。*
  • モバイル版 AutoCAD: iOS および Android のデバイスで AutoCADの図面を表示、作成、編集できます。
  • 統合ワークフロー: デスクトップ、Web、モバイル デバイスでスムーズに作業できます。*
  • クラウド ストレージへの接続: オートデスクのクラウドのほか、主要なクラウド ストレージから AutoCAD の DWG ファイルに直接アクセスできます。

2016 以降に追加された主な新機能は、次のとおりです。

  • スマート ブロック: 以前の配置に基づいてブロックを自動的に配置したり、既存のブロックをすばやく検索して置換できます。
  • マークアップ アシストとマークアップ読み込み: フィードバックを読み込み、図面に変更を自動的に反映させます。
  • 自分のインサイト: 作業時間を短縮する役立つヒントや新機能を紹介します。
  • AutoCAD Web に利用できる API: AutoCAD Web に利用できる API によってプロセスを自動化します。
  • トレース: 既存の図面を変更することなく、DWG ファイルを安全にレビューし、フィードバックを直接追加できます。
  • カウント: COUNT コマンドを使用してブロックやジオメトリのカウント作業を自動化します。
  • 共有: 管理された図面コピーをチーム メンバーや同僚に送信すると、受信者はどこからでも図面にアクセスできます。
  • Autodesk Docs にプッシュ: CAD 図面シートを PDF にして AutoCAD Plus から Autodesk Docs にプッシュします
  • 図面履歴: 図面に加えられた変更を時系列で確認できます。
  • 外部参照比較: 現在の図面を閉じることなく外部参照の 2 つのバージョンを比較し、変更を適用できます。
  • ブロック パレット: デスクトップまたは AutoCAD Web アプリの[ライブラリ]タブでブロックを効率的に挿入できます。
  • クイック測定: マウスを重ねると、近接するすべての測定値(面積や周長など)が図面にすばやく表示されます。
  • トリムと延長(強化): 既定の[クイック モード]で、すべての境界候補が自動的に選択されるようになりました。
  • パージ(一新): 簡単な選択方法とオブジェクトのプレビューを使用して、複数の不要なオブジェクトを削除できます。
  • DWG™ 図面比較: 現在のウィンドウを閉じることなく、2 つのバージョンの図面または外部参照を比較できます。
  • 点群データのアタッチ/抽出: 3D レーザ スキャナやその他のテクノロジーで取得した点群ファイルをアタッチします。
  • PDF 読み込み: SHX フォント ファイル、塗り潰し、ラスター イメージ、TrueType テキストなどを含め、ジオメトリを PDF から図面に読み込めます。
  • いつでも、どこでも使える AutoCAD Plus: AutoCAD Plus は、デスクトップ、Web、モバイル デバイスから利用できます。*
  • Web およびモバイルへの保存: デスクトップから図面と図面に関連する外部参照を保存して、AutoCAD Web アプリやモバイル アプリで表示、編集できます。
  • 新しいビューおよびビューポート: 保存済みのビューをレイアウトに簡単に追加できます。
  • 高解像度モニタのサポート: 4K 以上の高解像度ディスプレイで設計を表示できます。
  • オフ スクリーン選択: 画面移動して画面に表示されていなくても、オブジェクトの選択内容はそのまま保持されます。

2016 以降の機能向上

  • アクティビティ インサイト: 共有された DWG への最近の変更をアクティビティ ログで常に確認できます。
  • 2D グラフィックス: 安定性、正確性、パフォーマンスが向上したほか、AutoCAD Plus 2023 と比較して、レイアウト タブ間の切り替えが最大で 9 倍高速化しました。**
  • フローティング ウィンドウ: AutoCAD Plus の別のインスタンスを開くことなく、作図ウィンドウを分離して並べて表示したり、複数のモニタで表示したりすることができます。
  • シート セット マネージャ: オートデスクのプラットフォームでシート セットをよりすばやく出力できます。
  • 0.5 秒でデータを保存: 毎回の保存操作にかかる時間が平均 1 秒短縮されました。
  • 短時間でインストール: ソリッド ステート ハード ドライブでは最大 50% 高速化されます。
  • 新しいダーク テーマ: コントラストと鮮明度を改善し、青を基調とした現代的で洗練された画面になりました。
  • ユーザー インタフェース: フラット デザインのアイコン、直感的なダイアログ ボックスとツールバーで操作できます。
  • 3D ナビゲーションのパフォーマンス: 最大で 10 倍高速化しました。
  • 新しい 2018.dwg ファイル形式により、保存、移動、コピーのパフォーマンスが向上しました。
  • Autodesk App Store には 1,000 以上の AutoCAD Plus アプリがそろっています。
  • TrustedDWG® ファイル形式。
  • 改善されたインストール: AutoCAD Plus 2024 のインストール速度は、AutoCAD Plus 2023 よりも最大 2 倍高速です。**

サポートおよびソフトウェアへのアクセス

  • 技術サポート
    • オートデスクの各種サポート: 予約制電話、オンライン チャット(利用できない場合があります)、メールからサポート方法を選べます。
    • リモート デスクトップ サポート: スペシャリストが安全な通信手段を介してトラブルシューティングを直接サポートします。
    • オンライン リソース: ヘルプ ドキュメント、チュートリアル、トレーニング ビデオを取り揃えたナレッジ ベースやコミュニティ サポート フォーラムを利用できます。
  • 最新のソフトウェアを利用: 最新のリリースや更新プログラムをすぐに利用できます。
  • 旧バージョンの利用: 以前のリリースをダウンロードして使用できます。
  • 柔軟な契約期間: 1 ヵ月、1 年間、または 3 年間のサブスクリプションから選べます。*
  • 管理ツール: Autodesk Account で、ソフトウェア ライセンス、ライセンスの割り当て、利用状況を簡単に管理できます。

*保守プランのお客様はご利用いただけません。
**一般的な性能テストと同様、これらの検証結果はコンピュータ、OS、フィルタ、あるいはソース データによって異なることをご承知おきください。テストの客観性、公平性を維持するためのあらゆる努力を行っていますが、テスト結果には誤差が生じる場合があります。製品情報と仕様は通知なく変更される場合があります。オートデスクはこの情報を「現状のまま」提供し、明示または黙示を問わず、どのような種類の保証もいたしません。© 2023 Autodesk, Inc.All rights reserved.
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